花粉を洗濯物と一緒に部屋に入れない方法

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洗濯を取り込む時に花粉も付いてくる

花粉症の時期は花粉の種類による

花粉の種類は大きく分けて7種類あります。
どの花粉でアレルギーが出るかによって花粉症の時期は変わってくるのです。
病院で血液検査をしてもらうと、どの花粉で自分がアレルギーが出るのかがわかります。

  1. スギ:2月-6月
  2. ヒノキ:2月-5月
  3. ハンノキ属(カバノキ科):1月-6月
  4. イネ:3月-10月
  5. ブタクサ属(キク科):9月-10月
  6. ヨモギ属(キク科):9月-10月
  7. カナムグラ(アサ科)9月-10月

エスエス製薬「アレジオン」花粉カレンダーページより引用

https://www.ssp.co.jp/alesion/hayfever/calendar/

床から舞い上がる花粉

一度部屋に入った花粉はホコリと同様、床や家具の上に蓄積されます。

それが歩く度に舞い上がり、部屋の中でも花粉症特有の目のかゆみと水のような鼻水が出るようになるのです。

花粉を部屋に入れにくくするには?

花粉が付きやすい衣類

花粉が付きやすい衣類付きにくい衣類があります。

花粉が付きやすい衣類

繊維が毛羽立っている、静電気が起こりやすい、目が粗い

特にタオルは表面が毛羽立っていて記事の表面も広い為、大量の花粉が付着します。
そしてセーターやフリース等、ウール素材の衣類目が粗く静電気が起こりやすいので大量に花粉が付着します。

花粉が付きにくい衣類

表面がツルツルしている、静電気が起こりにくい、目が細かい

ナイロン、ポリエステル等の化学繊維ツルツルしていて目も細かいので花粉が付着しづらいです。
しかし、擦れ合うと静電気を起こしやすいので、風の強い日は外に干すのは避けたほうが良さそうです。

絹や綿目が細かく静電気を起こしにくいので花粉が付きにくい素材です。

取り込む際に払い落とす

干した洗濯ものを取り込む際に表面を軽く払います。
これだけで洗濯ものについていた花粉の40%を落とすことが出来ます。

布団たたきみたいに強く叩くと花粉が落ちずに繊維の中に入り込んでしまうので、軽く払い落すだけにしてください。

柔軟剤を使って静電気を抑える

柔軟剤を使う事で衣類同士の擦れによる静電気を防ぐ事が出来ます。
普通の柔軟剤でも十分ですが、P&Gさんから「花粉ブロック」と言った製品も発売されています。
柔軟剤変えるのに抵抗なく、花粉で非常に苦しんでいるなら変えてしまうのもありかもしれません。

市販されている「静電気防止スプレー」も効果的です。

自宅で洗濯しずらいアウターは外出前に静電気防止スプレーを使っておくと、外出中の花粉の付着を防げます。

AM11時までに取り込む

花粉は11時~14時、そして18時ごろがピークと言われています。

朝に日光が当たる事で山のスギの花が開花し、花粉が飛びます。そして11時~14時に都市部へ到達します。
その後一旦落ちつきますが、日没前の18時ごろ、気温が下がる事で風が舞うようになります。

すると地面に落ちていた花粉が舞い上がったり、上空にいた花粉が下りてきたりします。
ですので、18時ごろ再び花粉が舞うのです。

外に干すなら、11時ごろまで日光に当てて、取り込むようにしましょう。

交通量が多い時間は注意

朝の出勤時間や夕方の帰宅時間も注意です。人が移動する時も落ちていた花粉が舞い上がります。
交通量の多い道路も同様です。

もしお住まいの近くに交通量の多い道路があるのなら、交通量の減る時間を意識して洗濯物を干してみてください。

室内干しにして花粉の付着を防ぐ

外に干さなければ花粉はつかない

当たり前ですが、室内干しにすれば花粉が洗濯物に付着する事はありません。
おそらくこれが花粉を洗濯物につけない最強の解決法。

しかし、部屋干しにすると生乾き臭がする…。

生乾き臭の原因は衣類についた雑菌です。

生乾き臭の原因

匂いの原因は衣類に付いた雑菌。
雑菌の繁殖原因はこの3つ

  1. 洗濯ものを貯めこんでいる
  2. 洗濯槽の裏側の汚れ
  3. 濡れている時間が長く、雑菌が繁殖してしまう

部屋干しについてまとめた記事がありますので、詳しくはこちらの記事を見てください。

まとめ

洗濯物についた花粉の付着を防ぐためにやるべき事は

  • 部屋に取り入れる前に払い落す(叩かない)
  • 柔軟剤や静電気防止スプレーで静電気を抑える
  • 花粉が舞うAM11時までに取り込んでしまう
  • そもそも部屋干しにする
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